磐梯町でブロックチェーン技術を活用したデジタル地域通貨の発行を開始
Digital Platformerの「LITA」を採用し、プレミアム商品券のデジタル化に対応
福島県磐梯町とDigital Platformer株式会社(代表取締役CEO:山田芳幸、本社:東京都新宿区、以下DP)は、ブロックチェーン技術を活用したデジタル地域通貨「令和3年度 磐梯町デジタルプレミアム商品券」を、令和3年7月15日より磐梯町内にて発行を開始を目指します。発行にあたりブロックチェーン技術「ハイパーレジャーいろは*」を採用し、DPが開発をしたデジタル通貨発行サービス「LITAプラットフォーム」を採用します。
「自分たちの子や孫たちが暮らし続けたい魅力あるまちづくり」をビジョンに掲げる磐梯町は、デジタル技術を活用し、町民本位の新しい行政経営モデルを実践していく必要があると考えています。その実践の一つが、地域経済の活性化を目的として発行するプレミアム付き商品券のデジタル化です。デジタル地域通貨の導入により、行政コストの削減を目指すとともに、地域内での通貨流通を図ることにより、地域経済をさらに活性化させてまいります。
同時に、アフターコロナの新常識を実現するためには、紙幣などの現金に触れることなく生活活動ができる環境づくりが、今後求められてまいります。実用実績があり、かつ高度なセキュリティを有するブロックチェーン技術を採用したデジタル地域通貨を発行することにより、現金を使わずにスマートフォンなどを利用して支払いを完結できるキャッシュレス化の実現を目指すとともに、地域通貨の円滑かつ効率的な運用を目指します。
DPは、今回の磐梯町のデジタル地域通貨の発行にあたり、技術面と運用面でのサポートを行ってまいります。サポートにあたり、新たに開発したデジタル通貨発行サービス「LITAプラットフォーム」を磐梯町に提供をいたします。DPは、磐梯町を皮切りとして、日本全国の地方自治体にLITAプラットフォームの提供を行うことにより、地域の経済とデータの循環を促すデジタル地域通貨の発行普及を目指してまいります。
- *「ハイパーレジャーいろは」は、ソラミツがもともと開発したブロックチェーンであり、現在は、The Linux FoundationのHyperledger Projectの一部となっております。
令和3年度 磐梯町デジタルプレミアム商品券の概要(予定)
- 利用期間:令和3年7月15日から令和3年12月31日
- 利用対象者;磐梯町民
- 利用可能場所:磐梯町内の「令和3年度 磐梯町デジタルプレミアム商品券」加盟店
Digital Platformer 株式会社
Digital Platformer 株式会社は、カンボジアの中央銀行が世界で初めて中央銀行デジタル通貨(CDBC)やブロックチェーンを利用した国内初デジタル地域通貨「白虎」で既に採用実績のある「ハイパーレジャーいろは」を基盤として「LITAプラットフォーム」を開発し、全国の自治体並びに地域金融機関に対しSaaSサービスとして低コストで提供してまいります。
共通のプラットフォームを提供する事で金融機関における多大なシステム投資を実施せずに最新のブロックチェーンを利用することが可能となり、また、お金の移動コストが限りなくゼロに近づける事により、既に業務提携を実施する東京海上日動火災保険のサービス等、様々なマイクロファイナンスサービスや、また、2021年3月に業務提携締結した東海東京フィナンシャル・ホールディングスを通し地銀などに幅広く「LITAプラットフォーム」を展開していく予定です。また、将来的に転流通する企業間決済や経費精算、並びに近々に解禁になるデジタルマネーでの給与払いに関しても地域の金融機関と共にサポートしてまいります。
- 商号:Digital Platformer株式会社(https://digitalplatformer.co.jp/<外部リンク>)
- 所在地:東京都新宿区四谷1-1-2 四谷見附ビルディング5F
- 代表者取締役:山田芳幸