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第1回「みんなで話そう 未来の磐梯 ワークショップ」を開催!

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年11月10日更新

第1回「みんなで話そう 未来の磐梯 ワークショップ」を開催しました!

磐梯町ではコロナ禍などの状況も踏まえ、「磐梯町総合計画」の後期基本計画を1年前倒しで策定するため、見直しを進めています。

自分たちの手で欲しい暮らしを実現していくために、町民の皆さんと役場職員が一緒になって将来のまちづくり考えていく場として、「みんなで話そう 未来の磐梯ワークショップ」を全3回で開催します。ワークショップには、公募した町民20名と、若手を中心とする役場職員13名が参加します。

令和4年11月8日(火)に、第1回を開催し、31名(欠席2名)に参加いただきました。町民参加者は上は69歳から下は高校生まで、磐梯町で生まれ育った人、UIターンしてきた人など、多様な住民の方が参加しました。

佐藤町長より、磐梯町が総合計画を見直す理由、本ワークショップに期待することについて説明した後、西会津町で一般社団法人BOOTの代表を務める矢部氏をファシリテーターにワークショップを開催しました。

これまで、町民と役場職員が目線を合わせて、共に話し合う場はほとんどありませんでした。

そこで、矢部氏からは、冒頭で総合計画とは何か、今後の日本全体の人口の変化を踏まえて、これまでの日本の社会システムのあり方や、デジタル化によって情報共有やつながりや共創が生まれやすくなることの可能性を示唆いただきました。

講師写真

フラフープを使って目線合わせを行うアイスブレイクを行なってから、「未来の磐梯を具体的に想像してみよう」をテーマに、自分を軸として、現在、2030年、2040年、2050年の未来の自分、未来の磐梯を想像し、それを各グループで共有しました。

フラフープ写真  模造紙の様子

話しあってる様子

 

最後に、各グループで話し合った内容を全体で発表しました。

幼い子どもがいる方からは、子どもが一緒に家業(農業)をする可能性、子どもは磐梯町を出て都市部で働く可能性などが上がりました。現在でも、小学生の数は減っているので、子どもが磐梯町を出て戻って来なければ、将来的には地区から子どもがいなくなる未来なども語られました。

 その一方で、現在もシグマに通勤する人も多く、産業を誘致したり発展させたりすることで、働く場所が増えると居住希望者も増えるのではないか。実際に、磐梯町は転入希望者が多いものの、住宅供給が追いついていないということもあり、住宅事情が変われば、まちの未来も変わるのではないかという発表もありました。

 ただし、磐梯町にUターンした人からは、祖父の家が空いてしまうので住んでみようと帰ってきたものの、働くだけのつまらない人生になっている。未来を想像する中で、自分はこれでもいいが、子どもたちはつまらなければ、まちにいないだろうという意見もありました。それに対して、魅力的な働く場づくりのほか、魅力的な子育てや教育が受けられる場ができると、親も磐梯町で暮らしたいという思いが生まれると思うので、そうしたまちづくりができるといいというコメントも上がりました。

 年代が上の方からは、現在、高齢者夫婦世帯であり、子どもたちはみんな県外に居住している。2030年には同じ場所に住んでいるが、2040年には施設に入ったり、亡くなっている可能性もあるという話もあがりました。グループの参加者の住んでいる地区には、同じような高齢者夫婦や高齢者の一人暮らしの世帯も多いので、10年後には限界集落になっているのではないか、という現実的な話もありました。

 中には、役場職員から2050年には自分は職員ではいない可能性があるので、その時代の役場の若い人にどう託したいかから話が盛り上がったグループもありました。

発表の様子

第2回は11月22日(火)、第3回は12月20日(火)に開催し、「みんなで未来の磐梯を描こう!作戦会議」をテーマにワークショップを開催予定です。

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