磐梯町”稼げる農業”戦略研修会を開催しました。
磐梯町”稼げる農業”戦略研修会を開催しました。
磐梯町では、基幹産業の1つである農業を支え、競争力を高める仕組みをつくるために「(仮称)磐梯町農業振興公社」を新たに設立し、「農業を支える取組」と「農業で稼ぐ取組」について複合的に取り組もうとしています。
そこで、町と農業者の皆さんが共に学びを深めるべく、第1弾として「農業で稼ぐ取組」について、学ぶ研修会を実施しました。
消費者ニーズを把握して「売れるものを作る(創る)」 という農業経営の転換を図り、農業者が一体となって町農産物のPRや農業経営の改善に向けて、生産者がマーケティングについて学ぶべく、ポケットマルシェを運営する(株)雨風太陽から講師を招き、(1)ファンベースマーケティング、(2)マーケティングの基本とマーケティングに成功している生産法人事例紹介の2回構成で、研修会を実施しました。
▼開催概要
第1回 「ポケットマルシェ・東北食べる通信から学ぶ、農家のファンを増やす販売戦略」
日時 令和4年6月5日(日) 18時00分〜20時00分
場所 磐梯町役場大会議室
参加 34名
(株)雨風太陽の代表取締役の高橋博之氏を講師に、「ポケットマルシェ・東北食べる通信から学ぶ、農家のファンを増やす販売戦略」をテーマにご講演をいただいた後、農業振興公社設立に向けて、生産者が考える公社/農業者の担う役割等について意見交換を実施しました。
第2回 「はじめてのマーケティング」
日時 令和4年9月5日(月) 18時00分〜20時00分
場所 磐梯町役場大会議室
参加 20名
第1回の講演で、高橋氏から「稼ぐことは大事だが、どう稼ぐかを考える。中には、どうすればいいか教えてくれという人がいるが、その地域に住んでいるわけではないので、私には正解が分からない。自分達で考えて答えを出していくことが重要である。」との話がありました。そこで、第2回では、(株)雨風太陽の取締役の大塚泰造氏を講師に、マーケティングの基礎を学びながら、農業者と農業関係者がグループに分かれ、磐梯町の強み、弱みを議論し合い、磐梯町ならではの商品の企画を考えました。
今後に向けて
農業者の皆さんから出していただいたチャレンジしたいこと、課題のほか、農業者の皆さんと農業関係者が共に考える磐梯町の強み、弱み、それらを生かした差別化ポイントなどを生かし、今後設立を検討している(仮称)磐梯町農業振興公社のビジョン、ミッション、事業内容案を整理していきます。
▼関連情報
地域の農業を「稼げる」農業に育てる、「農業振興公社」の立ち上げプロジェクトマネージャーも募集!<委託型地域おこし協力隊>
https://www.town.bandai.fukushima.jp/soshiki/seisaku/kyoryokutai_agri-p-corp.html
https://note.com/bandai_terework/n/n656c6b9d882f<外部リンク>