磐梯町地域包括支援センターだより(No.84):認知症は誰もがかかる可能性のある身近な病気です
印刷用ページを表示する 掲載日:2015年11月1日更新
先月に引き続き、今回も認知症についてお伝えします。
85歳以上の高齢者に4人に1人は認知症にかかるといわれています。正しい知識をもち、認知症の発症を予防する事、早期発見、早期治療をしていく事が重要です。
認知症の早期発見チェックリストでご自身やご家族のチェックをしてみましょう。
早期発見チェックリスト
※ごく初期の段階で、簡単に判断する目安です。
- 知っているはずの人やものの名前が出てこなくなった。
- 以前に比べ、ささいなことで怒りっぽくなった。
- 何度も同じことを言ったり、聞いたりする。
- 置き忘れ、しまい忘れが増えて、いつも探し物をしている。
- 今までできていた家事、計算、運転のミスが多くなった。
- 慣れた道で迷ってしまうことがある。
- ガスや火の始末ができなくなった。
- 財布や時計などを盗まれたと人を疑うようになった。
個人差もありますが、思いあたることが多ければ、一度専門機関(かかりつけ医やもの忘れ外来、地域包括支援センター、保健師など)にご相談してみてはいかがでしょうか。
自分が認知症かもしれないという不安はとても大きいものです。家族や周囲が進めても本人が受診を嫌がるという場合もあります。その時は家族だけで抱えこまず気軽に地域包括支援センターにご相談ください。