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痛みについて<2012年10月>

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年11月1日更新

今年の夏から秋にかけてはだいぶ暑かったのですが、11月に近くなるとようやく朝晩は冷え込むようになりました。冷えとともに神経痛をお持ちの方はつらい季節ですが、以前に(3年半ほど前)、痛みの治療についてと題して書きましたが、今回はさらに的を絞ってお話ししたいと思います。

悩んでいる女性のイラスト

さて、痛みとは、様々な原因によりその刺激が末梢の感覚神経を通り、脊髄から脳に伝えられて痛みと感じられるわけですが、その神経経路の部分が障がいされて起こる痛み(神経障がい性疼痛)に対して治療薬が2年ほど前から発売されるようになりました。

このお薬は、神経障がい性疼痛の中でも脳卒中や脊髄そのものの中枢神経系が原因となるものを除いた、末梢神経に対して適応があります。例えば、帯状疱疹後神経痛、糖尿病末梢神経障がいに伴う疼痛、三叉神経痛、坐骨神経痛、手根管症候群、頚椎、腰椎神経根症などがあげられますが、これらの中には、手術療法など優先される治療法がある場合もあります。

この薬により神経障がいの部位から伝わる痛み刺激を、中枢神経に伝えにくくすることにより痛みの軽減が図られます。

副作用としては、個人差も大きいですがフワフワしためまい、眠気、体重増加、むくみなどが主なところです。

このような痛みでお悩みの方、一度医療機関を受診してみてはいかがでしょうか。


磐梯町医療センター 医師 田部 宗玄