磐梯町地域包括支援センターだより(No.48):介護予防について(その4)お口の寝たきりを予防しましょう
印刷用ページを表示する 掲載日:2015年11月1日更新
高齢になると歯の数が減ったり唾液の量が減り、「噛む・飲み込む」働きが弱くなります。食事中にむせたり食べ物がつかえたりした時に、知らず知らずに口の中の細菌が肺に入って肺炎を起こしたりします。美味しく楽しく食事をするにはお口の健康も大切です。
お口の健康体操 食前にやると効果的です
- 深呼吸 腹に手を当てます。鼻から息を吸ってお腹を膨らませ、口からゆっくり吐き出します
- 唾液腺マッサージ
- 耳下腺への刺激:両手を頬に当てて上の奥歯のあたりをゆっくり円を描くようにマッサージします
- 顎下腺への刺激:親指を顎の骨の内側の柔らかい部分に当てて耳の下から顎の下まで5ケ所くらい順番に押します
- 舌下腺への刺激:両手の親指を揃え、顎の真下から手を突き上げるようにゆっくりグーッと押します
- 首の体操 背筋を伸ばしてゆっくりと首を
- 左右に倒します
- 前後に倒します
- 首を左右に向けます
- 肩の体操
- 肩を上に上げてストーンと落とします
- 両肩をゆっくり前に回します
- 両肩をゆっくり後に回します
- 舌の体操 舌を
- 前に出します
- 上下に出します
- 唇にそって舌を右回し、左回しします
- 頬の体操
- 唇を横に引き頬を上げる感じで息を吸い、ゆっくり吐きます
- 眼と口をいっしょに思いっきり開けます
- 頬に空気をいれて左右に動かします
- 口の体操 ゆっくり、はっきり「あ い う え お」と声を出しながら動かします
- 発声練習 「パ タ カ ラ」を大きな声で一文字ずつ5回繰り返します
お口のお手入れ

- 毎食後の歯磨き
- 毎日の入れ歯のお手入れ
- たまには舌の掃除