磐梯町地域包括支援センターだより(No.33):介護保険ってどんな保険?(その4)
私たちは日常の生活の中で、歩く・食べる・着替る・入浴する・トイレに行くといったことも、調理・洗濯・掃除、薬やお金を管理する・外出する等々、自分の力で行っています。
しかし、病気をしたり、怪我をしたり、また加齢に伴う衰えなどによって、そういった日常生活の動作ができにくくなることがあります。つまり「支え」や「介護」が必要になります。だれにでも起こりえることです。
そんな時でも、今まで自分でできていたことを少しでも取り戻せたり、それまでと同じような生活に近づけることができるといいですね。
どんな「支え」がどのくらい必要かは、人それぞれ違います。からだや心の状態、支えてくれる人がそばにいるかどうか、住んでいる家屋の状況やまわりの環境によっても違うかもしれません。
日常生活の動作ができにくくなった時に、介護保険のサービスは「支え」のひとつとしてお役に立てることがあります。また、できるだけ自分の力で日常生活が続けられるように、介護予防の「支え」もあります。
自分らしく生活し続けるための「手立て」のひとつが、介護保険です。
次回からは、介護保険にはどんなサービスがあって、どのように利用するかについて少しずつお話していきたいと思います。