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検診結果の見方:LDLコレステロール<2008年9月>

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年11月1日更新

今年度の特定健診から、脂質異常の項目として、「総コレステロール」に代わって「LDLコレステロール」が採用されています。

血液の中でコレステロールは主に「LDL」や「HDL」という「リポ蛋白」に運ばれています。 LDLに運ばれるコレステロールを「LDLコレステロール」、HDLに運ばれるコレステロールを「HDLコレステロール」と呼んでいます。このLDLとHDLはまったく逆の働きをしています。

LDLは肝臓から体の臓器にコレステロールを運びます。 LDLコレステロールが増加すると、体の隅々に運ばれるコレステロールが増え、コレステロールが血管壁に溜まり、血液の通り道を細くし、血管を詰まりやすくします。

LDLコレステロールは動脈硬化や虚血性心疾患、脳血管障がいなどを引き起こす危険因子とされ、「悪玉コレステロール」と呼ばれています。

反対に、HDLは体の隅々の血管壁から余分なコレステロールを抜き取って肝臓に運びます。動脈硬化の防止につながるため「善玉コレステロール」と呼ばれています。

LDLコレステロール値は、冠動脈疾患の既往歴や危険因子の数によって管理目標が決められます(表)。LDLコレステロール値が高い場合は不飽和脂肪酸中心の低脂肪食、毎日の適度な運動など、生活習慣の改善を行い、必要に応じて薬物治療を考えます。

危険因子(下記)の数LDL-C管理目標値 (mg/dl)
冠動脈疾患の既往なし低リスク0160未満
中リスク1-2140未満
高リスク3以上120未満
冠動脈疾患の既往あり100未満
危険因子
  1. 加齢(男性45歳以上、女性55歳以上)
  2. 高血圧
  3. 糖尿病(耐糖能異常)
  4. 喫煙
  5. 冠動脈疾患の家族歴
  6. 低HDL-C(40mg/dl未満)

 

磐梯町医療センター 齋藤 充