磐梯町地域包括支援センターだより(No.16):家族みんなで介護予防
印刷用ページを表示する 掲載日:2015年11月1日更新
「一緒に料理! 一緒に食事!を楽しみましょう」
今回は、介護予防について管理栄養士さんからの提案をご紹介します!
何気なく食べている毎日の「食事」ですが、実は大切なことがギューっと詰まっています。
- 食事を作るためには、まず材料の買い物に行きます。
様々な交通手段を使ったり歩く → 「適度な運動」
食品を選び計算し、予算内でお金を払う → 「脳」
人とのコミュニケーション → 「脳」「心」 - “我が家の味”の材料や調味料の組み合わせ。
手順を考えつつ調理する → 「脳」と「体」のフル活用 - 五感(目・耳・鼻・触る・味わう)をフル活用して食べる。
普段のおしゃべりや、歌を歌うこと → 「舌」を使う → 飲み込みが良くなる - 食べて「美味しい」と、「嬉しい・楽しい」は、同じ神経回路を通り脳に心地よい刺激をおくります。
だから、美味しいものを食べると“元気”になるのです。
*「食べる」ことは、赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんまで一生続くことです。
- 「食べる」ことを整えると「生活」も整います。
- 「食べる」ことは、植物や動物の「命」をいただくこと。
- 「食べる」ことは、次世代の子どもや孫に「地域の食文化を伝える」という食育でもあります。

ですから、家族みんなで作ったり食べたりすることは、心にもからだにも大切なことなのです。
「男子も大いに厨房へ入るべし」ですね。おじいちゃん・お父さんも腕を振るってみてはいかがでしょう。
さぁ、今夜は何を作りましょうか?
磐梯町保健医療福祉センター 管理栄養士 薄上美樹子