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インフルエンザ対策<2007年11月>

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年11月1日更新

高熱、全身倦怠感、筋肉痛に始まり、喉の痛み、咳・痰、などの症状を特徴とする、インフルエンザウイルス感染は、通常、十分な免疫力や体力があれば1週間ほどで回復しますが、合併症として、肺炎、脳炎、神経の麻痺などがあります。また、インフルエンザ感染の症状か、内服薬の副作用か原因は不明ですが、異常行動のため小児の死亡例もあり問題となりました。

治療は、基本的には対症療法で、発症してすぐの場合、抗ウイルス薬が有効です。リレンザ(吸入薬)は4歳以下、タミフル(内服薬)は1歳未満と10歳以上の小児に対する使用が原則として出来ません。

また、万が一の事故を防止するための予防的な対応として、特に小児・未成年者については、インフルエンザと診断され治療が開始された後は、タミフルの処方の有無を問わず異常行動発現のおそれがあり、少なくとも2日間、保護者等は小児・未成年者が一人にならないよう配慮することが大切です。

インフルエンザワクチンは流行予想種のインフルエンザに対する免疫のみを強化でき、一般のかぜ、新型や他のインフルエンザウイルスには効果がありません。また、副反応として麻痺や意識障がいがまれに起こることがあります。しかしながら、高齢者や呼吸器疾患を持つ小児、慢性疾患患者に関しては感染が重症化し易いため、主治医と相談した上で接種することが望ましいでしょう。

13歳未満の小児は2回接種が推奨され、それ以外は1回もしくは1~4週間空けてもう1回接種するとされています。65歳以上の高齢者は1回で十分な免疫が得られますが、13歳以上65歳未満の方は医師と相談の上どちらかを選んでください。

日常の予防対策として過労を避け十分な睡眠、栄養、休養をとること、うがい、手洗いを励行し、人混みを避けること、鼻、のど等を乾燥から守るためにマスク、加湿器等を使用することなどをお勧めします。

磐梯町医療センター 屋島治光