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インフルエンザの予防について

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年11月1日更新

冬が訪れるたびに心配なのがインフルエンザです。感染すると高齢者では肺炎、乳幼児では脳症など重症化することがあり、最悪の場合は死に至ることもあります(年間全国で千人前後)。

インフルエンザ予防の基本は、流行前にワクチン接種を受けることです。成人の場合70~90%の発病が防止できるとの報告もあります。

これまで予防接種を受けたけれどインフルエンザにかかってしまった、予防接種してもしょうがない、かかってから治療をすればいいと考える方もいるかも知れません。しかし、予防接種とは、病気にかかりにくくしたり、かかっても重くならないようにすることが目的です。インフルエンザワクチンの効果は、年齢、本人の体調、その年のインフルエンザ流行株とワクチンに含まれる株の合致状況によっても変わります。近年インフルエンザ特効薬も処方できるようになりましたが、副作用もあり、効果も過信するのは危険です。

特に65歳以上の方や基礎疾患がある方(気管支喘息等の呼吸器疾患、慢性心不全等の循環器疾患、糖尿病、腎不全、免疫不全症)などでは、インフルエンザが重症化しやすいので、(同居している家族やお世話をされている方も)接種をお勧めします。また、学校や施設など、集団生活をされている方は、集団発生の可能性もあり、接種をお勧めします。

日常生活でも以下の点に注意しましょう。

 流行期には人ごみを避け、外出時はなるべくマスクをつけるようにしましょう。

マスク着用によって、他人からの感染を防ぎ、また他人に感染させることも防ぐ効果があります。

 外出後は、うがい、手洗い、洗顔をしましょう。

実は顔などにもインフルエンザウイルスは付着しています。洗える部位は洗うよう心がけてください。

 湿度を保ちましょう。

インフルエンザウイルスは乾燥した状態で活発に活動します。加湿器などを使って部屋の湿度を保ちましょう。また定期的に室内の換気も必ず行なってください。

 体力低下に注意しましょう。

体力が低下していると、インフルエンザウイルスに感染しやすくなります。バランスのとれた食事、十分な睡眠に心がけてください。

磐梯町医療センター 齋藤 充