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水道水における有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)の検査結果について

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年2月17日更新

水道水における有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)の検査結果について

 磐梯町では、給水している水道水について、令和6年度から「有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)」の検査を実施しております。

 

 検査結果については、国が設定した暫定的な目標値(※1)である「PFOS及びPFOAの合算値で1リットルあたり50ナノグラム(※2)」を下回っており、水質に問題はありません。

 

 ※1 暫定目標値=人が一生飲み続けても健康への悪影響が生じないと考えられるレベル

 ※2 1ナノグラム=10億分の1グラム

 

○有機フッ素化合物とは

 有機フッ素化合物のうち、ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物を総称して「PFAS」と呼び、1万種類以上の物質があるとされています。ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS:ピーフォス)とペルフルオロオクタン酸(PFOA:ピーフォア)は、いずれも有機フッ素化合物の一種で、水や油をはじく、熱に強い、薬品に強いなどの性質を持つため、撥水剤、消火剤、コーティング剤などに使用されてきました。しかし、環境中で分解されにくく、体内蓄積性を有し健康に影響を及ぼす可能性が指摘されていることから、現在では国内外において製造・使用等が規制されています

 令和2年4月1日に厚生労働省において、「PFOS及びPFOA」が水質管理目標設定項目に位置付けられ、暫定目標値「PFOS及びPFOAの量の和として1リットルあたり50ナノグラム(50ng/L)以下」が設定されました。

 

有機フッ素化合物(PFAS)について(環境省)

https://www.env.go.jp/water/pfas.html<外部リンク> (外部サイトへリンク)

 

○測定結果について

 全水系のPFOS及びPFOAの測定結果は、国が定めた暫定目標値以下でした。

水系名

測定結果

(定量下限値5ng/L※)

国が定めた

暫定目標値

妙法原水系

定量下限値未満

50ng/L

源橋水系

定量下限値未満

滝ノ原水系

定量下限値未満

清水平水系

定量下限値未満

七ツ森水系

定量下限値未満

布藤水系

定量下限値未満

入倉水系

定量下限値未満

石生水系

定量下限値未満

法正尻水系

12ng/L

※定量下限値とは、水質検査に使用している分析機器で正確に測定できる限界値となります。

 

○磐梯町には有機フッ素化合物の排出源となる施設(空港や軍事基地などの泡消火剤使用・保有施設、半導体基板製造工場など有機フッ素化合物使用施設)がないことから、一部の水系から有機フッ素化合物が検出された原因は不明です。

○有機フッ素化合物が検出された水系も、数値は国の暫定基準値を大きく下回っておりますので安心して水道をご利用いただけます。

○磐梯町では、今後も引き続き水道水における有機フッ素化合物の検査を実施し、公表してまいります。

 

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