町長の部屋
町長あいさつ
![]() | 佐藤 淳一(さとう じゅんいち)
~主な経歴~
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この度、先の磐梯町長選挙において、無投票にて初当選の栄に預かり、令和元年6月26日、磐梯町長に就任し、町政を担わせていただくことになりました。
町長としての責務の重大さに身の引き締まる思いであります。これから4年間、町民の付託にしっかりとお応えできるよう、誠心誠意努力してまいる所存でございます。
現在、どの自治体も少子高齢化・人口減少・財政など数多くの課題を抱えながらも、創意工夫をこらし、魅力ある町づくりに取り組んでおります。わたくしは、この磐梯町で生まれ、磐梯町に育てていただきました。私たちが暮らしているこの町を、お子さんやお孫さんたちが好きになり、将来にわたり住み続けていただけることが、町民の皆さんが望んでいる「町の将来像」ではないかと考えております。お子さんやお孫さんたちが住み続けたいと思える魅力ある町をつくるために、わたくしはその先頭に立って全身全霊で取組む覚悟でございます。
町政を担うにあたって、政策の基本方針として3つのテーマに取組みます。
一つ目は「生きがいを実感できる町」です。
それは、各世帯のみなさんそれぞれが自然に集い、目的を持って利用できる場づくりが非常に大切であると考えております。現在、町内には様々な公共施設がありますが、それらの施設はうまく活用されるように町民の皆さまの声を聞き、それぞれの年代が具体的で明確な目的をもって利用できるように考えていきたいと思います。
二つ目は「働きがいのある仕事がある町」です。
磐梯町にはすばらしい企業がたくさんあります。町内の企業と連携しながら東京・仙台・新潟などの大都市で説明会を開催し、都会に出た若者に魅力ある働き場を紹介することでUターン・Iターン・Jターンを誘導させる仕組みを構築し、さらに就農・営農においても農業者をサポートし、定住人口の増加につなげていきたいと考えております。このように、皆さんが自分に適した仕事を選択できるよう、企業や農業など就業の場と町民の皆さんをつないでいきたいと思います。
三つ目は「充実した生活がおくれる環境のある町」です。
充実した生活をおくるためには、医・食・住の整備が必要です。
医療分野では、行政と医療機関の連携を強化して健康維持のための仕組みづくりを構築していきたいと考えております。
次に、食分野では町民や都会に住む町のサポーターの方々を中心に、地産地消の促進を図ってまいりたいと思います。
最後に、定住の上で最も重要な住宅供給の分野では、特に空き家対策と独身住宅の確保に力をいれていきたいと考えております。
磐梯町が未来に誇れる町に進化し続けるためには、町民と行政が同じ目標を共有し実行し確かめ合う「共創協働のまちづくり」を実現していくことが一番の早道であると考えております。この考え方を実現するために、国が進める行政のデジタル化、社会のスマート化の取り組みと軌を一にしながら、「人に優しいテクノロジー」も積極的に活用して効果的に、スピーディーに進めていきたいと思います。
このビジョンを達成するため、これから誠心誠意努力してまいりますので、皆様のご支援とご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。