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研修を振りかえって<2008年6月>

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年11月1日更新

磐梯町医療センター

 

研修医の方の写真

東京北社会保険病院から地域医療の研修で磐梯町にお伺いしておりました。

4月末から1ヶ月間という短い期間ではありましたが、小さな、しかし大切な発見が一つありました。御礼に代えて皆様にご報告できればと思います。

大学の医学部では主に心臓、肺、大腸などの内臓について勉強し、大学病院の実習では治療が難しい病気が多いため、内臓中心の実習となりました。

研修医になりますと、私は東京の北部にあります中規模の病院に就職しました。 大学病院の五分の一程度の大きさです。

皆様もご存じのような心臓病、肺炎、胃腸炎などの病気を抱えた方々とお会いしました。 地域医療が大切と考える上司の下で研修しましたので、内臓だけを診る医療では足りない場合があること、患者さん個人だけではなく家族や地域も含めた医療を意識することなどを教わりました。 しかしなかなか実感がつかめなかったというのが、本当のところでした。

磐梯町にお伺いして、外来と往診にお供させていただいて、地域医療とはどういうものかおぼろげながらつかむことができました。 大学で学んだ医学のように、病気で患者さんたちをくくってしまう医療ではなくて、患者さん一人ひとりをみてそれに合わせて医学を調達する医療、つまり今まで教わってきた方向とは逆向きの医療、オーダーメイドの医療を見て・聞いて・感じることができたような気がします。

医療センターの皆様はもちろん、外来や往診でお会いしました磐梯町の皆様から教わったことは少なくないと感じております。 まだまだ未熟者ではありますが、今後ともよろしくお願いいたします。

 

研修医  佐藤 明