磐梯町地域包括支援センターだより(No.85):認知症にならないように頭の働きを良くするためには?
印刷用ページを表示する 掲載日:2015年11月1日更新
今回は、認知症の予防についてお伝えします。 認知症の予防のためには、脳を活発に使い「できごと記憶」「注意分割機能」「計画力」という3つの機能を鍛えると効果的と言われています。
「できごと記憶」を鍛える
何か体験したことを記憶して、時間を置いてからも思い出すことのできる機能の訓練 例として…
- 家計簿をつける時、レシートを見ないで買ったものを思い出す。
- 2日遅れの日記をつける。
- 前の日食べた献立を思い出して記録する。
「注意分割機能」を鍛える
2つの作業を同時に行う時、それぞれに注意を配り、作業を進めていける機能の訓練 例として…
- 料理を作る時、一度にいろんな種類のメニューをつくってみる。
- メモを取りながら電話をする。
- 時間目標を定めて仕事や計算をする。
「計画力」を鍛える
新しいことをするときに、段取りや手順を考えて、それを実行できる機能の訓練 例として…
- 買い物にいくときに、効率のよい手順や道順を考える。
- 旅行の計画を立てる。
- 1週間の予定を立て、その準備をする。
※ 頭は使えば使うほどその機能は高まります。日常生活の工夫で脳にたくさんの刺激を与え認知症予防に心がけましょう。