磐梯町地域包括支援センターだより(No.62):介護保険利用の実際について(その2)
もし自分やご家族が介護が必要になったら? 事例を通して介護保険サービスの利用についてご紹介します。
事例
Bさんは妻との2人暮らし。親交のあった元同僚も高齢となり交流も減少し、外出機会も減りました。
家で妻と2人で過ごすことが多くなりましたが妻も持病があり体調が良くないので、食事の支度や掃除、洗濯、買い物等はBさんが手伝っています。
Bさんも最近手足の震えや足腰の痛みもあり、力仕事も出来なくなってきています。
これから先もなんとか住みなれた町で妻と二人で生活していきたいので相談にのってほしいと包括支援センターに連絡がありました。
早速看護師が自宅訪問して、ご夫婦と相談し介護保険申請の手続きをしました。
現在は、Bさん夫婦は介護認定を受け、負担の大きい家事は訪問介護を利用し、足腰の筋力維持のために二人で通所リハビリを利用し生活されています。
包括支援センターでは、状況に変化があった時は早期に対応できるように定期的に訪問し二人からお話を伺うとともに生活状況を確認しています。
今後は地域の方や隣近所の方の見守りや支援もいただけるように働きかけていく予定です。
地域包括支援センターは、皆様の様々な相談に乗り、適切なサービス利用の支援をしています。ご本人、ご家族やご近所の方の事など、心配な事がごさいましたらお気軽にご相談ください。