磐梯町地域包括支援センターだより(No.44):介護保険ってどんな保険?(最終回)介護保険を利用するには
今回は、「介護保険を利用するには~よりよい事業所を選ぶ~」についてご紹介します。
『生活機能評価』とは、加齢に伴い衰えてきた心身機能『危険な老化のサイン』を年のせいと片付けることなく、早期に発見し介護が必要な状態となる前に予防することが目的です。
在宅で介護保険サービスを利用する場合
要介護認定決定の通知が届いたら、まずケアマネージャーがいる事業所「居宅介護支援事業所」を選び契約をします。
ケアマネージャーがケアプランを作成し、サービス提供事業所につなぎます。
ケアプランに沿って、サービス提供事業所を選びましょう。
※ 要支援の認定の方は、地域包括支援センターが担当します。
施設入所を希望する場合
まず、入所申し込みが必要となります。入所申込書を取り寄せ、施設に届けます。実際に施設を見学し利用料やどのような介護が受けられるかなど重要事項を確認してから申し込み手続きをすることをお勧めします。入所申込をした後、入所の順番を待ちます。施設の判定会議を経て入所が決まります。施設に入所する際も、契約が必要となります。
※ 施設入所は、要介護1以上の方が対象です。
事業所や施設を選ぶ時のポイント
- 目的に合った事業者や施設であるか。 どのようなサービスや介護を提供してくれるか確認をしましょう。
- 専門職員の数や資格、営業日・営業時間(日祝祭日などは利用できるか) 事業所や施設は都道府県の指定を受けているかどうかも忘れずに確認しましょう。
- 個人情報などを使用する場合の取り決めはどうなっているか。 秘密保持を大切にする事業所かどうか確認しましょう。
- 利用料はどのくらいかかるか。 介護保険内の利用料と介護保険外の自己負担金ともに明瞭できちんと説明されているか。
- 苦情や意見などについて丁寧に受け付け対応してくれる体制ができているかどうか。
- 緊急時や事故などの対応はどうか。損害賠償についてはどうか。
※ その他重要事項を確認した上で契約をしましょう!
※ 介護サービス情報の公表がなされています。詳しくは、担当のケアマネージャーや地域包括支援センターへご相談ください。