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厳しい残暑にご注意を<2008年8月>

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年11月1日更新

今年の梅雨は降水量が少なく、比較的晴れて暑い日が多かったようです。 こういう年は夏の暑さが厳しくなるといわれています。気温が高い期間が長ければ、それほど夏ばてや熱中症になる人が多くなります。

この時期、なんだか水を飲みたくないと言うあなた、要注意です。 一日の水分摂取量として、毎食の食事より約1リットル、夏のこの時期であればそれ以外に1.5から2リットルの水分摂取が必要となります。 大量の発汗により失われた塩分やその他のミネラル分も補ったほうがよい場合もあります。(ただし、医師より塩分、水分制限を指導されている方はこの限りではありませんのでご注意を。)水分さえ取っていればまずは安心ですが、その他、体調や気候(気温、湿度がともに高く、風がなく日差しが強いとき)、服装等にも左右されます。

屋外で作業中、なんだか体がおかしいと感じたときは、早めに涼しい所で休むことをお勧めします。体を締め付けていたものを緩め、冷たい飲み物を口にし横になり、場合によっては足の位置を高めにした方がいい時もあります。

高齢の方、意識がもうろうとしてきた方等、重症と思われるときは医療機関の受診をお勧めします。今まで熱中症になったことがないから大丈夫だという方、今年は気を引き締めてかかった方がよさそうです。

 

磐梯町医療センター  田部 宗玄

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