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生活習慣病を予防する運動<2006年10月>

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年11月1日更新

メタボリック症候群」とは、ウエスト周囲径が男性85cm以上、女性90cm以上に加え、脂質代謝異常、高血圧、糖代謝異常うち2つ以上があった場合に診断します。それでは、「メタボリック症候群」であった場合や、その予防のためにはどのような運動をすれば良いのでしょうか。

1週間に、表にあげるエクササイズ(単位)のうち23単位以上の身体活動(運動・生活活動)を行い、そのうちの4単位は<運動>を行うことが推奨されています。

1週間の生活を見直し、通勤時の歩行や家事など、日常生活での身体活動で何単位になっているか数えてみてください。23単位に満たなければ、生活活動や運動を追加して、補うようにします。

はじめは無理をせず、日常生活の中での活動量を増やすことから始めていきます。慣れてきたら徐々に運動を増やします。さらに、自分の身体機能や体力に不足していると思われる、筋力や持久力のトレーニングを加えていきます。

さらに食事や休養のありかたも重要です。バランスのとれた栄養素の摂取や、エネルギーの過剰摂取とならないように適切な食事を心がけましょう。

現在の自分の生活習慣や身体機能を評価し、自分に合った運動を行うことが大切です。個別プログラムについては医療センターまでご相談ください。

1単位に相当する活動

運動の例

  • 軽い筋力トレーニング20分
  • ゴルフ15分
  • ラジオ体操15分
  • ランニング7~8分
  • 速歩15分
  • エアロビクス10分

生活活動の例

  • 歩行20分     
  • 洗車20分
  • 自転車15分   
  • 庭仕事15分
  • 子どもと遊ぶ15分 
  • 雪かき10分
  • 介護15分     
  • 階段昇降10分
  • 重い荷物を運ぶ7~8分

磐梯町医療センター 齋藤 充

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